- hitoodoru kikaku
あら?仕組みを作るスーパーホテルに危機か?
キャンプ場のウェブ戦略を担当しています。徳島県のリモートワーカー、ヒトオドル企画です。
随分前になりますが、スーパーホテル創始者の山本梁介氏の本を紹介しました。
ホテルとしての仕組みを作り、低料金でその魅力を伝える著書で、共感するものがたくさんあったからです。
それがつい先日ですが、雇用関係にある方から提訴されちゃいましたね。。。。
「24H労働、手取り月10万円」住み込みの“名ばかり支配人”、スーパーホテルを提訴
真意はこれからの裁判で明らかにされていくんでしょうが、当然起こりうる問題だったのだなあと自分の事業への戒めとして少し考察してみたいと思います。

スーパーホテルは個人的には一度も利用したことがないのですが、近隣には非常に繁盛しているという噂のものがあります。
立地が良く、非常に使い勝手がいいとのことですね。
ちょっと古い本ですが、Amazonのkindle Unlimitedで無料で読めたので、手に取ってみたのがきっかけでした。
本自体は読みなおしてはいませんが、自分の書いたエントリーを読み返すとこんな文章がありました。
また「顧客第一主義」というのも掲げてらして、それも読み進めるとひいてはその現場で働くスタッフを大事にしているからこそできるという経営理念が伝わってきます
・・・・・・・・・・。
更に。
経営者として顧客に向きあうというところまでは私もやってきた自負はありますが、顧客と向き合う現場をちゃんと理解できていたかという点については疑問が残ります。
・・・・・・・・・。
ダメ押し。自分の会社に投影できないかを書いている部分です。
小さな規模の会社ですので、目の届く範囲と思っていましたが、顧客と向き合うと同時にスタッフと向き合うことの大切さも学んだ気がします。
うーん。この提訴の記事を読む限りでは、その上記がすべてうまく回っていなかった、ということになりますね。
創始者である山本梁介氏は現在会長職となり、現場とは距離ができてしまっているようですね。それによって起きてしまった現場崩壊かもしれません。
特に提訴の記事には「副社長を務める男性らがホテルに押し入り、私を事務所まで高圧的に追いやりました」とあります。
会社のウェブサイトでは、会長と社長のご挨拶はありましたが、副社長のものはありませんでした。
でも、ググるとすぐにこんな記事が。
スーパーホテル副社長の記事ですね。お名前は会長と同じ、山本氏。気になるところではありますが、関係性は言及されていないのでここではスルーしておきます。
現場の仕組みを作り上げることに大変共感させていただいて紹介させていただいた本で、恐らく今も顧客満足度は低くないと思います。
ただし会社の発展のため、顧客満足度を維持するため、労働者側に押し付けていたのかなぁと考えさせられる記事ですね。
SNSでも同様に、「利用していたことでこのような悪事に加担していた気がして罪悪感が」という投稿がありました。
山本梁介氏が今後どのような対応をして、顧客と現場の信頼を取り戻していくのか注視したいと思います。