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おススメ本~1泊4980円のスーパーホテル~

キャンプ場の運営サポート、ヒトオドル企画です。


ここ数週間の売り上げはかなり下がりましたが、それでもぎりぎりのラインを保てました。


問題は4月以降。今の段階でGWの予約は埋まっているものの、4月に関しては壊滅的です。前年比90%以上のマイナス。


これだと宿をお休みにしてしまったほうがいいのかなとも思いますが、それによって支払いが回避されるものが特にないので仕方なしに開けておく、といった感じでしょうか。


宿によってはこのピンチを逆手に大々的なキャンペーンを行っているところもありまして、特別プランなどで誘客しているようですが、当施設としてはそこまでこのコロナ禍をコントロールできる自信がないため、それとは違う方法で活動しています。


具体的には今後の高収入化への下準備といったところでしょうか。


恐ろしいのはこのままコロナ禍が続き、そのまま準備で終わってしまうなんてことに。。。


さて、その準備の一つとして「読書」があります。読書の効力というのは認めていますが、読書が絶対に素晴らしい、ともおもえなくなってきました。

ネット上の動画やブログ、SNS上で配信できるコンテンツなども相応の力を持ってきていると感じるからです。


逆に電子書籍になって、書籍化することのハードルが著しく下がったこともあり、中には大変お粗末な書籍もあります。私はKindle Unlimitedに登録しているので、その手の自主出版系も多く、読みますが、ほぼ飛ばし読みになってしまうことが多いです。とくに日本語書籍なのに横書きになっているものは中身が薄い傾向にあります。


実は私のブログも同じ傾向をなぞっていますが、これはこれでもう一つ別の側面を持っているのでその点は改めてご紹介できればと思います。


今回紹介したいのは「1泊4980円のスーパーホテルがなぜ「顧客満足度」日本一になれたのか?」


こちらの著者は代表の山本 梁介氏。2013年の本ですから古い本になりますが、宿泊業をやるかたは読んでおいて間違いない本だと思います。


また、Amazonのレビューにおいても同様な書き込みがありましたが、サービス業全般において大変参考になる考え方が網羅されています。


実は私もUnlimitedに登録されていたから読んだだけなんですが、わかりやすい文体と明確な企業ポリシー。その当時はあまり認識されていなかった考え方が今になって置き換えてみるとこうだろうなというのが大変伝わってくる良書でした。


あ、こちらは当然自主出版ではなく、編集者から出されている本になります。


特に印象に残っているのがサービスの絞り方。これは徹底しており、お客様に寄り添いつつもどこまでがホテル側ができることでどこまでがホテルができないことか。それをお客様に理解いただくような運営をされているとのこと。


具体的には100人のうち1人にしか届かないサービスであればお断りしているとのこと。


2013年の本ですからその当時は今よりもまだ少なかったとはいえ、携帯電話がかなり普及していたでしょう。その流れに沿って各部屋の電話機というものをすべて引き上げたそうです。


徐々にインバウンドが増え始めている頃で、そのころはまだそこまで日本国内のインバウンド旅行者が日本で携帯を使えていたかどうかは疑問ですが、それにしてもいち早くそれに対応されたわけです。今では空港でsimを購入し、日本国内でも電話が通じるようになったり、Wi-fiさえあれば無料通話できるLineなどのサービスを使った旅行者も多いですから、先見性もあったのだと思います。


また「顧客第一主義」というのも掲げてらして、それも読み進めるとひいてはその現場で働くスタッフを大事にしているからこそできるという経営理念が伝わってきます。


合理性に基づいた先見性と少々古臭い経営哲学とがバランスよくホテル経営に活かされているようで、私の周辺のスーパーホテルはどこもやはり人気が高いです。


目標としているところは異なれど、ホテル経営に真摯に取り組み、顧客と向き合う現場を経営者の立場から観察し、的確な分析と見守る暖かさは大変興味深いです。


経営者として顧客に向きあうというところまでは私もやってきた自負はありますが、顧客と向き合う現場をちゃんと理解できていたかという点については疑問が残ります。


「彼に任せておけば大丈夫」という信頼を揺らがすわけでなく、しっかり仕事をしてくれているということに対してちゃんと報いることを行っていたか、という意味です。


小さな規模の会社ですので、目の届く範囲と思っていましたが、顧客と向き合うと同時にスタッフと向き合うことの大切さも学んだ気がします。

ABOUT ME

徳島県にある美濃田の淵キャンプ村の指定管理会社代表。その他、輸入業やアウトドアガイドもやっています。

自社Webサイトを構築しながらWixを学ぶ。作るだけでなく、どのように運用するかによってWebの存在意義が大きく異なるかを実感。そのノウハウを機会と捉え、事業化。

顧客と向き合うことを信条とし、そのツールとしてWebサイトを活用。自社が管理するキャンプ場は10か月連続過去最高売上更新や、前年度比109%売上などを記録。

​Web推進派でなく、事業の効率化のためのWeb利用推進派。


 

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