- hitoodoru kikaku
とりあえず予約にNO
キャンプ場運営支援・予約管理代行・集客コンサルティングのヒトオドル企画です。
色々なSNSがありますが、皆さんは何をやられていますか?
個人的にはTwitterはやはり楽しいですね。特に業界のことが分かりやすく、タイムリーなことが多いので、書き込まなくても読むだけでも勉強になります。
特に、ある記事が大手メディアに掲載されたとしたらいろんな角度からの意見があり、それを比べてみるのも面白いですね。
そんな中で、宿泊業の中ではよくある話を業界の中から誰かが提案し、それをみんなでいろんな形で落とし込むみたいなのが、なかなか骨になっているような気がします。
最近考えさせられたのは「とりあえず予約で」という内容の電話。
「とりあえず予約」ってなんだ?
その名の通り、空室や値段などをいったん聞き出したら、「じゃ、とりあえず予約で」っていう何とも軽いノリのもの。
こちらの案内や事務手数料のコストなどを全く考えていない超旧式なかたがこういうことを言ってきます。
当施設としてはまれに社会経験のない学生さんなんかの場合もありますね。
こういう方たちの共通点はやはり「電話でアポイントしてくる」こと。
ですので、弊社ではこの段階でまず2つのことを伝えます。
①お電話での予約は受け付けていないので、予約システムからお申込みいただく必要があること。
②仮予約などはなく、最終決定の上で予約していただく必要があること。
そんなに難しいことではなく、当たり前のことなんですが、案外これだけでかなりの確率で「とりあえず予約」を抑止できています。
完全な防御策ではないですが、これによりシステムから申し込んでいただいた場合にも備考欄に、「人数の変更があるかもしれません。その場合は連絡させていただきます」とかをご記入いただけるようになります。
そうすればこちらもある程度準備できるようになりますから、対応しやすくなります。
「飲食店じゃないんだから・・・」というのは間違い
正直、弊社も随分軽い「とりあえず予約」には「飲食店じゃないんだから」と考えていた時期もありました。
それでも、昨今のメディアでもよく出るドタキャンによって店側が大損するという現状から考えを改めました。
実際の食事代が無駄になるというのは想像しやすいですが、それよりは見えないコスト、人件費や事務手数料というのが思ったよりかかっています。
これは飲食業、宿泊業だけでなく、やはりどこの業界でも一緒。床屋さんでも予約しておいてその人が来なければ、他の人がその時間に利用できたかもしれないですもんね。
お店にとっては機会損失であり、その人を待つために費用が発生しています。
「とりあえず予約」は断りましょう。
ですので、結果「とりあえず予約」は断ったほうがいいでしょう。本当に施設を利用したい人であれば本来施設のルールに沿うはずです。
施設のルールとして「とりあえず予約」や「仮予約」は、事務手数料や人件費の面からお断りしているとはっきり伝えたほうが後々の面倒を回避できます。
これによってお客様を選別できるようになります。
目先の欲に惑わされないようにしたいですね。
