- hitoodoru kikaku
もう一度考える補助金
キャンプ場予約管理代行のヒトオドル企画です。
とにかく感染者数が増え続けてますね。対応の仕方や考え方も毎日アップデートされています。
感染者数が増える一方で治癒している人も少なくはない、という意見も見えます。それは明るい兆しではありますが、何より罹患しないことが大事ですので、意見としては2の次になってしまいます。
中には感染者数が少なくなった日もあるようでしたが、それは日曜日で検査の数が圧倒的に少なかったというタレコミが。
真贋はわかりませんが、大変納得のいく説明です。
また、政府は「緊急事態宣言」を出す状況ではないという判断ですが、いち早く宣言した北海道が感染者数が増えていないことからも本来感染者数が増加傾向にある中で宣言するのがいいのでは、と素人考えでは思ってしまいます。

また、サービス業者への補償の話がかなりのところで上がっているのですが、政治としてはそこまでの準備ができていないでしょう。考慮する、検討するなどの話でまったく進展がないところです。
細々とした飲食店がこれによって店を閉めることが自分の周りでも少しずつ出てきました。
ドイツでは火急の救済措置として家賃支払い猶予を設けたところ、大手のアディダス社がそれを申請しようとして非難轟々だったと聞きました。あまり細かい情報が出ていないのですが、活用できる法を活用して怒られるというのはなかなかつらいですね。。。
ただ、これは非常に象徴的で現在の日本の制度が恐らくこれに似通った状況ではないかと危惧しています。
というのも、今回国や県が用意した無利子の補助金などは結局先が見えない中での融資となり、1年借り続けなければいけないようなことが起きるかもしれないわけです。
ですので、本当に困っている業者からすると非常に借りにくく、反面ある程度資金繰りに余裕のある人には非常に使いやすい制度となっています。
日本はその辺のモラルが高くなく、ドイツのアディダス社で行われたような批判が起きにくくなっています。
ルールの適用内であるという強みで「何が悪い?!」と開きなおられてしまうわけです。
補助金は本当に必要なところには届かないといいますが、今回も同様なことが起きているようです。
資金繰りに悩んでいる方であれば、あるほど慎重に考えていただきたいところです。
フランスなどでは給与補償がなされているので経営者としても判断しやすい状況になっていると思いますが、国内業者の皆さんには帳面だけでなく時勢と照らし合わせながら冷静な判断をお願いします。