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キャンプ場のハードのアップグレード

キャンプ場運営支援&問題提起のヒトオドル企画です。


我々の施設は指定管理であって決して我々のものではないのですが、原状復帰できるレベルでどんどん手を入れています。


指定管理の多くはその建物の古さ、新しさはあるものの共通している疑問は「本当に利用しやすい建物なのか」ということです。


本当に利用しやすい施設なの?


最低限の想定はしているのでしょうが、その商売に携わった人がデザインするわけでもなく、むしろ役場は施工業者に丸投げなのでしょう。


施工業者もどこか他所の指定管理施設を参考にし、すこしオリジナルを加えていきます。


そもそもの参考施設が本来の役割から少し離れた設計だったりするのに、そのあとにオリジナルを加えることにより、本来の機能を発揮しづらくなっているのがお判りでしょう。


当施設も古いながらも、時折役場がお金を投入してくれるおかげでメンテナンスは出来ていました。但し、本当に最低限の設備でした。


学校の家庭科室や役所の会議室などと一緒で誰もが使える施設は誰かの愛情を反映していないことが多いです。


それが一番管理しやすいですし、維持費もかかりません。


誰にとっても使えるものは誰にとっても使いやすいものではありません。


選んでもらう施設になるにはその差別化が重要ですよね。


そこで今後の指定管理の施設管理を見直す場合には是非提言したいのが、利用満足度を上げるための仕掛けを民間レベルで考え直す、ということです。


それはレンタカーで考えてみて。


もしあなたが誰もが簡単に乗れる車と誰か特定の人がものすごい愛情をかけて乗っている車のどちらかをレンタルできるとするならどちらにしますか?


車の機能だけを求めているなら恐らく安い方を選ぶでしょう。目的地に運んでくれるのが最大の目的ですから。


もし、何か感動的な物語を欲しているほど余裕があるなら恐らくお金が高かったとしてもその誰かの愛情の詰まった車をレンタルするでしょう。


極端なたとえですが、前者は旅に例えるならビジネストリップです。泊まれればいいのでビジネスホテルでも民宿でも、ビジネスが目的でその地を訪れ、その目的を完遂するためにホテルに泊まります。


でも後者は旅を楽しんでいます。そこに付随するすべての体験に価値を感じています。すれ違った人の笑顔や、車から見る風景、聞こえる鳥の鳴き声や、汗をうっすらとかかせるほどの天候。それらすべてがその人を主人公とした旅を彩るツールになります。


それはもちろん泊まった部屋の使い勝手の良さが加えられることがあっても不思議ではないでしょう。


誰も責任を取らない施設だったとしたら愛情を詰め込むことは出来ませんし、愛情のない施設に価値を求める旅行者は泊まらないでしょう。


初期投資のいらない指定管理だからこそできる


今ではYoutubeでも「賃貸でできるリフォーム」などと検索するとすさまじい数のリフォーム術がヒットします。


指定管理であれば初期投資がかからないし、アイデア自体はネット上に山のようにあるわけです。


そんな状況なのに、指定管理だなとおもうキャンプ場にいくと相変わらず使い勝手の悪い施設が多いわけです。


であれば、他の施設と差別化するにはこういったハードのアップデートも武器になり得るでしょう。


『公的な施設なのにできるでしょうか?』


実はこれが一番ネックかもしれません。あなたが責任をとる覚悟があるかどうか。


先日の記事でも大手アウトドアメーカーが公的施設の指定管理を受けて営業していることを紹介しました。


何故、あなたができないのでしょう。


顧客の利用満足度向上のための指定管理者制度ですから、顧客が満足するための仕組みを考え抜いて実行してみればいいだけです。


指定管理を受けたキャンプ場にそこで働いている人たちが泊ったこともなければ改善点も見いだせないですから、そこからでもはじめてみましょう。





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ABOUT ME

徳島県にある美濃田の淵キャンプ村の指定管理会社代表。その他、輸入業やアウトドアガイドもやっています。

自社Webサイトを構築しながらWixを学ぶ。作るだけでなく、どのように運用するかによってWebの存在意義が大きく異なるかを実感。そのノウハウを機会と捉え、事業化。

顧客と向き合うことを信条とし、そのツールとしてWebサイトを活用。自社が管理するキャンプ場は10か月連続過去最高売上更新や、前年度比109%売上などを記録。

​Web推進派でなく、事業の効率化のためのWeb利用推進派。


 

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