- hitoodoru kikaku
コテージやログキャビンの断熱性は?
キャンプ場の運営支援・集客コンサルティング・指定管理者公募支援・ウェブサイト作成のヒトオドル企画です。
今年はかなり暖かく過ごしやすかったんですが、今日からどうも寒くなるようですね。
当地は徳島県の中でも山に囲まれているので、冬はスタッドレスタイヤが必要です。同じ県内でも徳島市などの東部地方、海に面しているところはほとんどスタッドレスは不要なようですが、こちらでは4wd、スタッドレスは必須。山の上に自宅がある人も多いですからね。
そんな今年もほぼ雪が降らなかったので、スタッドレスの変え損だったかなと思いましたが、今日明日でどうなることやら。
寒さは実感していますが、ちょっと前に東北に行ってきたこともあってそこまでの寒さは感じていません。
ただ、東北の住宅のほとんどは高断熱使用になっており、部屋の中にいればそこまで寒くないというか、むしろTシャツで過ごせるくらいの室温を保っています。
これは実は本当に大事なことだと思っているわけです。

これは前提として日本の住宅事情が他国の住宅より寒いのでは?という近年専門家のみだけでなく、一般的にもSNSなどを通して皆さん気づいてきました。
ご存じない方はこちらの日経の記事を読んでいただければと思います。
この記事自体、もう6年も前のものですが、未だに通用する内容だと思います。
実は私自身、20代のころ海外に移住を目論んでおり、海外で合計4年近く住んでおりました。今は日本に家族がいるので日本での生活ですが、引退というよりは生涯現役ですので、体が動きやすい暖かいところへ数年後は移動しているかもしれません。
その海外に移住を目論んでいたのも実は寒さが原因でした。日本の食べ物や友人、家族がいながらも何よりその寒さが苦手。うつではなかったのですが、冬になると途端に行動力が落ち、無気力になっていました。
そんなことから冬の来ない土地での生活を夢見るようになっていたんですが、実は今考えていると見落としているところがありました。カナダに留学やワーホリに行っていた友達というのが口をそろえてカナダの冬は寒くない、ということ。
最初はよくある日本ディスの海外かぶれかと思っていたんですが、今考えてみるとその土地に適応した暮らし方で寒い地方なりの暮らし方を体験してきたということでしょう。よく見る暖炉や薪ストーブ、最近日本でも一般的になってきた薪ストーブなんて本当に暖かいですもんね。
はたまたセントラルヒーティングで建物自体が暖かかったりするんで確かに人のいるところにはすでにそれなりの室温があったようです。
今ではこの記事から少しずつ進歩し、室温の6,7割を左右する窓に関して様々な研究が行われ、一般の方でもDIYで内窓を作っていたりします。
Youtubeで検索をかけると様々な動画があり、私自身の自宅もそれを参考にあまり手のかからないDIYを施しています。
実は同様に当施設のログハウス・バンガローの断熱性を高めたいということで以前から内窓の作成を目論んでいるのですが、宿泊のお客様に満足いただける施設としてのデザイン、14棟にそれぞれ4枚以上ある窓としての費用、などどうも踏み込めていません。
私の自宅の分は開けることのない窓をポリカでふさいでいるので値段も安く、また効果もてきめんです。
私自身が客となったときに求めているときの一つにやはり快適さ、というものがあります。
それはいいベッドなどの家具やトイレなどの設備などということではありません。
家族でも同じ部屋にいながらエアコンの温度で揉めたりもしますが、エアコンが必要な気候なのにそれを最小限に抑えることができる機能として高断熱性能がカギとなり、もし自分でできるところであれば、ぜひトライして快適性を追求してみてはいかがでしょうか。