• hitoodoru kikaku

フェスも進化は避けられない

キャンプ場運営支援・ウェブサイト作成・予約管理代行・集客コンサルティング・指定管理公募支援のヒトオドル企画です。


キャンプのブームはいつまで続くのでしょうか。


過去のエントリーでも紹介しましたが、メディアが煽り続けたおかげでしょうか一向に収束の気配がありません。特に独自型メディア、Youtubeなどのおかげで常に「非日常感」を手軽に体験できるようになってからは今後もまだまだ、いや、これだけ続くのであればブームを卒業してカルチャーになりつつあるのか、いや、それを言えばもうカルチャーとして定着しているところに新たなムーブメントがあったのか、いや・・・・


などと専門家でも意見が分かれるような段階ではないかと思っています。


20世紀当初にボーイスカウト文化なども日本国内に流入してきたそうですが、当然当時のことはわからず、推測で申し訳ないのですが、本格的に「野外学習」などという形でキャンプ体験がより一般化してきたのは70年代以降ではないかと思います。


教育として育った文化だったおかげで教育に力を入れている日本ではほとんどの子供が野外学習、自然体験を子供の時に経験します。


そしてそれが醸成されて、2000年過ぎから愛好家たちによる教育→レジャーという転換が起きたように感じています。


それこそ、「観光」というものがそれまでは「社会見学」的な側面が強かったところから欧米式の「楽しんでいい」という感覚になってきたのもその時期だと思います。


国を挙げて観光に力を入れてきたし、インターネットによって多様な価値観を一般人でも共有できるようになったからでしょう。


キャンプシーンも教育的側面が強かったり、今でも施設によってはそういう団体しか使えない場所もあったりしますが、より多様性が認められるようになってきました。


主観ですが、より多様性になった、というのは選択肢がそうであるだけで終着するところは本当に限られているというのが残念です。


入り口は多様性になったものの、結局はお酒・パーティ・羽目を外すというあまり変わり映えのない、退屈なものになっている印象。


これは私が酒を飲まなくなったことも関係しているかもしれません。酒を飲まない視点から見るとキャンプの別の終着があってもいいと思いますが、その点はまた別の機会に書いてみたいと思います。


さて、野外で行われるフェスも欧米発のものですが、今では日本の文化となったといっても過言ではないでしょう。


その中でも最も人気のあるフェスがこのような発表をしました。


https://spice.eplus.jp/articles/264732


今までも8割ほど禁止していた事項にプラスしてヘリノックスタイプの椅子が禁止されたりと動きがあったようです。


日本の国民性もあり、比較的マナーのよいフェスと知られていたフジロック。


昨今ではマナーの低下が心配される声も相次いでいたところに運営側の決断があったようです。


SNS上でもいろんな意見が交わされておりますが、私が見た限りでは基本的には多く方が賛意を示している感じ。


やはり多くの方が参加されるだけあって今回の運営の決断には多くのライターも思うところを述べており、多くが「マナー」や「モラル」のことについて書いています。


これについてはアウトドアと共通するところがあるので私としても注目していますが、あまり効果的な解決方法はないような気がしています。


というのも、社会的なアウトローを作品の中枢に据えているアーティストたちを見に来ている人たちに、「マナーを守りましょう」というのは何とも的外れな気が。


一番は参加しているアーティストたちが「ルールを守ろうぜ」「他人を思いやろうぜ」「自然を大事にしようぜ」ということだと思いますが、そんなことをいってくれるアーティストたちばかりではないはず。


当施設の場合はルール無視やマナー違反の場合は本質を問い質します。「ここへ何しに来たのですか?自然と向き合うためではないのですか」と。


中にはそれ以外の目的で来た人もいるかもしれませんが、わざわざ自然を汚すために来たという人はいないと思います。


フェスの場合は「社会に対してNoというアーティストに共感するためにきた」という人も少なからずいるでしょうし、それがアーティスト冥利に尽きるアーティストもいるわけです。


ただし、多くの人は「環境にやさしく」や「他人に迷惑をかけない」ということがいいことだともわかっているので、それに対するアクションをすることもできます。


となると、やはり日本代表サッカーのサポーターみたいに「掃除までコミにしたフェスにする」というのが正解のような気が。


どんなに言ってもルールを守らない人は出るでしょう。であれば、それをリカバリーできるところまで想定して運営していけばいいんじゃないでしょうか。


より大きな動きになることが期待されます。

ABOUT ME

徳島県にある美濃田の淵キャンプ村の指定管理会社代表。その他、輸入業やアウトドアガイドもやっています。

自社Webサイトを構築しながらWixを学ぶ。作るだけでなく、どのように運用するかによってWebの存在意義が大きく異なるかを実感。そのノウハウを機会と捉え、事業化。

顧客と向き合うことを信条とし、そのツールとしてWebサイトを活用。自社が管理するキャンプ場は10か月連続過去最高売上更新や、前年度比109%売上などを記録。

​Web推進派でなく、事業の効率化のためのWeb利用推進派。


 

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