- hitoodoru kikaku
営業先の選定
キャンプ場の運営支援、ヒトオドル企画です。
他にも、予約管理代行や、ウェブサイト作成などをしています。
キャンプ場を開業するにあたって好きで始めた人もいれば、商売的な観点から始めた方もいると思います。
どちらにしても最低限の稼ぎがないと商売としては成り立ちません。
そしてその商売として成り立たせるためには「営業」が大事だというのはよく言われていること。皆さんはどのような営業をされていますか?

実のところ当施設、およびウェブサイト作成をしている弊社、両方とも営業周りはしていません。
幸い、ネット戦略がうまくいったことから自分たちの目標とする収益があがり、特に重点的な営業先もないまま、現在まで来ています。
本当に運がよかったのだと思います。
旅行会社は?
地域DMOは毎年ある程度の人数を送ってくれますが、特に決まったツアーなどはございません。DMO側としても、恐らくですが、ただ泊まるということがメインになるので、よほど予算が厳しくない限りは当施設を利用する理由がないのでしょう。キャンプをメインに!的なツアーであれば可能性はあると思いますが、DMO側としては結局自社でない専門のインストラクターを呼ぶ必要があるため、おもったより取り分が少なくあまり積極的ではないと聞いたことがあります。
また大手の旅行会社からもご相談を受けることはありますが、「自然環境のいい・・・」などといいながら本心は「人のいないところでBBQしながら酒飲みまくってバカ騒ぎできるところ探してるんですが・・・」みたいなのばかりでして、うちではお断りすることが多いです。
比較的こじんまりしていたり、子供の合宿などの場合は積極的に受け入れをしています。
この状態は続かない
自分たちが営業をしていないのは、上記で述べたように偶然にも今までうまくいったからということですが、実際はかなり厳しい状況に入ってきているようです。
自分たちが目標としていた数字に追いついてきたのですが、これはいわば制度設計をしっかりしたことにより、それにうまく乗ったものになります。
単純に今まで取り損ねていた定員数+の追加料金やレンタル品の充実、プログラムの提供、周辺施設の連携など本来有料として提供できるものをしていなかったからにすぎません。
だからこそ、今後はより積極的に営業をかけていく必要があると思っています。
特にそれによって自分たちのターゲットが明確にしやすくなります。
スキー場はどうだ?
当施設の近くにはスキー場があります。私自身、寒いところが苦手でして、ほぼスキーには興味ないのですが・・・・、スキーをやっている方からすると、交通がダイナミックに進化した今だと、四国のスキー場に行くメリットはあまりないそう。
30分で行けるというところぐらいでしょうか。日帰りできるとか?
知り合いでは片道4時間かけて週末に1泊2日かけて本州までスキーに行く人もいます。そしてそれだけの価値があるそうです。
ただし、30分で行けるスキー場が悪いわけではありません。そのようなスキー場を求めているお客さんに営業を掛ければいい。
これは旅行会社さんと話していて出てきたアイデアですが、主に香港や台湾などの東アジアで日本旅行を考えている方にはぜひ、営業をかけていきたいですね。
12月~2月というのは当施設にとっては本当に閑散期。繁忙期にはスタッフの数が欲しいのですが、もし数を増やすのであればこの閑散期の売り上げをどうにかしないといけない(基本、通年雇用を心がけていますので。)。
旧正月などの文化から確かに需要がありそうです。当然、旅行会社などの団体ではなく、個人旅行を対象に動いていきます。