- hitoodoru kikaku
固定費を見直す
キャンプ場の予約管理代行、ヒトオドル企画です。
状況が日々変化していく中で4月になってしまいました。とてもじゃないけど収束の雰囲気は見えません。
当施設は指定管理ですので、その契約を巻いているのは地元の自治体になりますが、今はちょうど年度末のそれこそ何もしなくても忙しい時。
担当を外れることもあるかもしれませんし、その場合の引継ぎなど何かと落ち着かない時期です。
それでも、面会を頼んだところ、時間を作ってくれて明後日に協議となっています。
基本協定では対応できない事態に発展しているという認識からです。

この時期に宿を営業しているとなるとそれだけで外出を促してしまうということに後ろめたさを感じ、しばらく宿をしめるというTweetを見ました。
多くの宿経営者は同じ気持ちではないでしょうか。
フランスのように政府が労働者の給与の80%を補償してくれるというなら多くの宿や飲食店は営業自粛すると思います。
当施設も同様です。
ただし、そうだとしても光熱費がかかってしまいます。
もし政府がそこまで補償してくれるんであれば望みすぎなのかもしれませんが、この未曽有のパンデミックの後を全く想像しないわけにもいきません。
できるだけ負担は少なく考えており、そのために役場と掛け合い、少しでも無駄な出費を減らしたいところです。
ありがたいことに役場は弊社の主張を前向きにとらえてくれており、支援という形で対応してくれそうですが、他の取引先はどうでしょうか。
その一つが布団です。
当施設は布団1式を80組ほどレンタルしていますが、そのレンタル代(シーツ代も含む)もバカになりません。普段であれば売上の7%に満たない経費ですので、意識をしていなかったのですが、この四月の予約から換算すると約50%。。。。。
末期的です。
そういう経費を少しでもコントロールする必要があるので、取引先に連絡し、とりあえず今置いてあるレンタルの半分を引き上げてもらうように交渉しました。
5月にはGWがあるのでまたすぐに入れてもらう算段です。単に手間だけがかかって業者さんには申し訳ないのですが、削れるところは削りたい。
先方は会社と相談するのでかけなおすとのことでした。
するとすぐにかかってきて、「布団はそのままでいいので、請求の数を調整します」とおっしゃってくれました。
このまま移動させることなく、当施設が実際に利用した布団代で請求書を書いてくれるそうです。
信用取引になるけど、大丈夫ですか?と質問しましたが、やはり相手は大手。
大丈夫ですよ、と。
まだまだやることはあるんですが、本当にありがたいお話でした。