- hitoodoru kikaku
悪い口コミを怖がってはいけないと星野リゾート社長も言うてます。
キャンプ場の運営支援・予約管理代行・集客コンサルティング・ウェブサイト作成のヒトオドル企画です。
ほぼ会社のサービス案内よりは日々の雑感を書き溜めているだけですが、自分の頭の整理にも非常にいいので続けています。
AmazonのkindleUnlimitedに登録してから読書時間が増え、それらの多くはビジネス書だったりするわけですが、読書したものを自分の職業に落とし込み、アウトプットするには大変効果的だと思います。
今日は東洋経済のウェブ版に乗っていた、星野リゾート社長の星野氏の考えを考察したいと思います。
https://toyokeizai.net/articles/-/321103

要約すると、
①東京五輪後の宿泊業界は供給過剰になる。
②その現状から顧客は候補地を決める際に口コミをより多用するようになる。
③悪い口コミがあっても、それを強みと受け取る。
④供給過多の市場に残るには強烈な個性が必要だから。
といった感じでしょうか。インタビュー自体が非常に軽めなのでぜひ読んでみてください。
ここから紐解くと、実績のある方とない弊社との違いこそあれ、指針はほぼ一緒。弊社としては時代背景や環境の変化などは加味しながらも、強烈な個性を磨き上げるというのはどの時代であっても不変の原則だと思っています。
その場所に足を運んでもらうだけの強烈な動機付けがあることが商売をするうえで大事だということです。
これをキャンプ場に落とし込んでみると、実はキャンプ場の形態自体が他の宿泊施設とはすでに一線を画しています。
多くのキャンプ場施設はすでに競合にホテルや旅館を設定しているかもしれません。特に大きい街にある施設はそういう傾向にあるのでしょうか。
キャンプ場として他の宿泊施設と一線を画しながら、さらに強烈な個性を出すことができれば、東京五輪に向けて飽和状態になっている宿泊業の間に割って入ることができるかもしれません。
そのような細かいヒントというのはお客様からの悪い口コミ、無理な要望などに隠れていることが多いようです。
まち中華で「マーボーチャーハン」がうまいという有名店は、お客様のリクエストに答えて編み出した商品だったーーーーーーーーーーーーー
みたいな話が論理的に語られているインタビューです。
正直、あまりキャンプ場として個性が強いところは知らないので、先日も海外のキャンプ場をシェアしました。
強烈な個性を導き出す尖った戦略は自施設のことをよく理解しているところが生み出しやすいそうです。他人に倣う必要もないし、それが個性とつながっていくわけですから。
どうしても客を選ぶようになってしまうので弊社のような指定管理者だと表立って言いにくいところはあるのですが、それこそが民間の管理する副産物だと役場の担当者にはお伝えしても大丈夫でしょう。
そうでない役場自体が結構終わっているかもしれません。