• hitoodoru kikaku

指定管理料がある指定管理者の収支予算

キャンプ場の運営サポート、ヒトオドル企画です。


今日はタイトルの通りですね。弊社の予算は指定管理をもらっていないのでどちらかというと一般的な、賃料を払い、売り上げの分で経費を払い込んで益となった分は会社で留保しています。


昨日のおはなしの通り、結構多くの指定管理者、特に市町村レベルではなく、都道府県レベルの指定管理を受けているところは自治体から「指定管理料」というものをもらってそれで経費を賄いながら、売上と相殺していくところが多いようです。


売上が上がりすぎると指定管理料を減らされる可能性があったり、上がった分をそのまま自治体に収める必要があったりするのでどうしても積極的な運営ができなくなるという指摘はあります。


ネット上でもあまり予算や決算は拾えないんですが、私が少し持っているもので見てみたいと思います。



あるキャンプ場では220万ほどの指定管理料が用意されて、更にその指定管理施設の営業収入とその場を活かした自主事業の収入もその指定管理者の収入となります。


その220万円を組み込んだ予算書を含んだ事業計画書が応募に必要となります。


ただし営業利益が出た場合は、納付金として自治体に収める必要があります。指定管理者が定めることのできる納付率というのを営業利益にかけ、それを納めます。


ただこの納付率というのは事業者選定の際に評価に反映されるようですので、あまり低い数字でもよくないみたいですね。


この事例では赤字が出た場合は補填はなしとなっています。


恐らくは今回のコロナ禍でいえばさすがに上記に当てはまる事柄ではないので、特別救済措置が出てもおかしくないかなと思いますが、先日話したある指定管理者さんのお話ではこの状況下においても自治体側の態度が契約書をベースに話を進めてしまっているので指定管理者としては看過できないとのこと。


想定売り上げがあって、そこから導き出された指定管理料というものですから、この想定売り上げが達成できなかった(全然到達しなかった)場合の救済策があってしかるべきだというのです。


これはある意味この指定管理料制度の欠陥なのかなとも思います。


同様に、指定管理料5000万を上限に、事業計画書を策定するというものがありました。こちらも営業売り上げと自主事業売り上げも収入としてよし、となっており、規模が大変大きいことがわかります。基本は上記の事例と同じですが、収益が出た場合のことが募集要項では記載がありませんでした。


指定管理料5000万をいただきながら、更に事業で利益を上げることができれば全部指定管理者の収益となるのでしょうか?


その場合でもあまりに大きな額であれば当然のごとく指定管理料の見直しがあるので、積極的に予想以上の収益をあげに行くとは思えません。


という風に、事業計画の時点で指定管理料と想定売り上げで予算を組み込んでいるので、事業を止めることになるとその回復が著しく難しくなります。


指定管理者として単年度の予算組、なんと言いますか、役場と同じような予算組が必要なようです。


民間であれば予算で削れるところは内部留保に回したりできますが、役場であれば組んだ予算を使い切ることが最も評価が高いということになります。


その財政システムであれば結局民間であっても役場に近くなってしまうのは、説明不要でしょうか。。。


ABOUT ME

徳島県にある美濃田の淵キャンプ村の指定管理会社代表。その他、輸入業やアウトドアガイドもやっています。

自社Webサイトを構築しながらWixを学ぶ。作るだけでなく、どのように運用するかによってWebの存在意義が大きく異なるかを実感。そのノウハウを機会と捉え、事業化。

顧客と向き合うことを信条とし、そのツールとしてWebサイトを活用。自社が管理するキャンプ場は10か月連続過去最高売上更新や、前年度比109%売上などを記録。

​Web推進派でなく、事業の効率化のためのWeb利用推進派。


 

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