ABOUT ME

徳島県にある美濃田の淵キャンプ村の指定管理会社代表。その他、輸入業やアウトドアガイドもやっています。

自社Webサイトを構築しながらWixを学ぶ。作るだけでなく、どのように運用するかによってWebの存在意義が大きく異なるかを実感。そのノウハウを機会と捉え、事業化。

顧客と向き合うことを信条とし、そのツールとしてWebサイトを活用。自社が管理するキャンプ場は10か月連続過去最高売上更新や、前年度比109%売上などを記録。

​Web推進派でなく、事業の効率化のためのWeb利用推進派。


 

© 2019 ヒトオドル企画

  • hitoodoru kikaku

改めて気づく、何を辞めるかっていうこと

指定管理のキャンプ場サポート、ヒトオドル企画です。


ちょっと趣味の悪い話で恐縮ですが、先日の県内の指定管理者の運営状況を拝見し、おもったより苦労されていたのだということがわかったのと、そこまで弊社の運営状況は悪くないんだという自信がでたこと。


公共施設として役場の下で運営されているときは都合の良い使われ方のみをしている印象でしたが、離れる人がでるのも覚悟である種のコンセプト化をし、キャンプ初心者のファミリーキャンプ層をターゲットに設定しました。


守れないようなルール設定ではないと自負していますが、というより、他所の施設さんよりはよほど緩く、低価格での提供となっていますが、今までが自由すぎたことからやはり拒絶反応をされることもありました。


その中でもコンセプト化をしたことにより、ご利用者の層が大きく変わったことにより以前のルール無用だから使っていたという層ではなく、ちゃんとキャンプしたことを外部にも伝えられるほど自己肯定感の強いキャンパーたちに来ていただけるようになりました。ありがたいことです。


反面、先日来から登場している施設では何がうまくいかなかったのかと推測すると、やはり事業計画に穴があったのかなと思います。


誰の言葉かはわかりませんが、よく聞く言葉として「マネージメントとは何かを辞めること」というのをご存知でしょうか?


恐らく創業に向けて事業計画を作っている方から、もうとっくに事業をしながらもさらなる売上の収益化を目指している方でも一度は陥りやすいわなとして挙げられるのが、大きなリターンを見込んで、大きなリスクを背負い込むことです。


上記の県内の他施設の例では、カフェを設置し、体験メニューを多数用意し、など他にも顧客と向き合いながらニーズにこたえようとしたのは大変よくわかります。


それがすべて一人で賄えるのであればまったく問題ないといいますか、むしろ大変人気の出るキャンプ場になるのではないでしょうか。


その実態がカフェ用の店員が何名、体験メニューをやれるスタッフが何名、宿泊受付が何名、そのうちに総務や経理も必要など組織として手を広げれば広げるほど人手も必要になります。人手が必要であれば売上が必要になります。


利益率の高い宿泊という商売があれば安泰のような気がしますが、こちらの前年の稼働率は9.6%と10%を切っていました。ただ、こちらはコテージの使用率ですので、テント泊は入っていません。ただ、それが売り上げに貢献しているかどうかはキャンプ場を運営されている方であればすぐにお分かりいただけると思います。


弊社がキャンプ場の運営を始めたときも同じでした。キャンプと親和性の高いものを集め、それを自前で提供できればもっと大きなリターンが得られるのではということで、カヤックなどの体験メニュー、レンタルや販売などの小売りなどを始めました。


しかしやり続けるうちに自分たちの体力がないことに気づき、何を削っていくかということにシフトしていきました。


「できないことはできないっていう」というごく自然なことを前面に出すようになったのです。


実はこれが結構できていないことが多く、一人で500万の売上があったフリーランスの知人は補助がいればもっと売り上げを伸ばせるということで、一人雇うことにしました。目論見通りサポートスタッフのおかげで売上を200万のばしたものの、そのサポートスタッフの雇用に掛かる費用や人件費などで250万の出費。


事業として売り上げは伸びたものの収益は削られてしまったというかわいそうなお話。


本質的なことを突き詰めれば持っていないものに期待することもなくなるし、それこそが最大の武器になります。


自分でコントロールできないことは削ることによってシンプルに自分をマネージメントできるようになります。