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稼働率を追わない運営を。

キャンプ場運営支援・予約管理代行・集客コンサルティングのヒトオドル企画です。


キャンプ場の実績を図るとき、何を指針にされますか?宿泊業の常としてどうしても稼働率が重要視されてしまいます。しかしながら弊社としては稼働率を追うことを止め、利益率を重視しています。


もちろん、二つの指標、それ以上の指標を用いたほうがより確度の高いデータを採取できると思いますが、稼働率だけを柱に数字を追うのはおススメしません。


稼働率という不完全さ


キャンプ場の稼働率というのは大体13.5%と言われています。これは日本オートキャンプ協会が出しているもので、一般的なキャンプ場の指針となっている場合が多いです。毎年、出しているオートキャンプ白書ではここ数年、絶対数としての利用者が緩やかに増加傾向にあるので、率というのも変化があるのかもしれません。


キャンプ場の数自体も増減を繰り返しており、ひとくくりに絶対数の増加が稼働率につながるわけでもないでしょう。


また、グランピング施設などは恐らくこの数値に入っていないので、こちらも考慮する必要のある数字です。


稼働率平均が13.5%であれば、20%を取ればまず優秀と考えて間違いなさそうです。当施設は弊社が指定管理を受ける以前は17%の稼働率でしたが、弊社になってから30%近くまで更新しています。


時代に合ったマーケティングとキャッチーな戦略が奏功しているといった感じでしょうか。。。なんていうことは全くなく、弊社にしてから、①バンガローのうち1棟を管理棟に作り替えた。②定休日を設けた。というだけで、稼働率は上がりました。当然ですね。


また他の施設の多くはキャンプサイトをメインにこの数字を出していると思いますが、当施設ではバンガローなどの有料施設のみでの数字ですのでそこまで突出したものではありません。むしろ、数字に入っていないキャンプサイトの方まで加えると、間違いなく一桁台の数字だったと思います。


当施設のキャンプサイトは区分けもされていなければ、どなたでもアクセス自由ですので稼働率はおろか利用人数の算定すらできていません。


これは我々の推論ですが、弊社が指定管理を受ける前は恐らくキャンプサイト利用者も含めての稼働率は恐らく7%前後、弊社になってから10%にのるようになったかどうか、というところです。ただし、無料のキャンプサイトですので、実績としては特に考えていません。


稼働率をあげずとも利益率を上げることが生産性


結局はまず初年度の稼働率をとって次年度以降では、その稼働率と比較して、利益がどのくらい出ているのかという考察をする必要があります。


稼働率一つだけ取ってしまえば、全国クラスのイベントがあれば稼働率が上がり、政治的理由で観光客が来なくなれば圧倒的に稼働率が下がるからです。最近頻繁に起こる災害などに対する場合もこの考えがないとムリな労働が生じる可能性があります。


これは観光客訪問者数を追うより、観光消費額を取ることが推奨されているのと同じです。


それと、逆算した非稼働率を今までの集客方法と違う層へアプローチするための分析に使うこともできます。これは過去エントリーでもありましたようにインバウンドを狙いに行くやキャンプ客ではない客を狙いに行くというのが一般的ですが、キャンプ客をより細分化した戦略も立てることが可能です。


非稼働率には潜在的な顧客を掘り起こす需要が眠ってますので、時期や時事ネタをよく考察してみてください。






ABOUT ME

徳島県にある美濃田の淵キャンプ村の指定管理会社代表。その他、輸入業やアウトドアガイドもやっています。

自社Webサイトを構築しながらWixを学ぶ。作るだけでなく、どのように運用するかによってWebの存在意義が大きく異なるかを実感。そのノウハウを機会と捉え、事業化。

顧客と向き合うことを信条とし、そのツールとしてWebサイトを活用。自社が管理するキャンプ場は10か月連続過去最高売上更新や、前年度比109%売上などを記録。

​Web推進派でなく、事業の効率化のためのWeb利用推進派。


 

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