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設置者責任とは響かないもの

キャンプ場の運営サポート、ヒトオドル企画です。


コロナ禍により、営業自粛に入って数日経過しました。


事態は混迷を極めており、比較的人数の少なかった四国4県も徐々に感染者が増えています。今までは本州からのナンバーに少なからず警戒をしていましたが、現在では隣接している県のナンバーでも少し身構えるようになっているようです。


当施設は無料のオートキャンプ場もありますが、そちらは地元の自治会の管理となっており、特に弊社が口をはさむことはありません。


ただ、ご利用者にとっては同じキャンプ場として認識ですので、最低限の窓口業務を行うことがありますが、今では地元の自治会からも他県の車が開放してあるキャンプサイトに来るのはちょっと怖い、という意見も出てきました。


年齢の高い方がいらっしゃるごく普通の田舎の地域。当然の反応かと思っていますが、一般道の横に設置されているので閉鎖自体は難しいと役場が見解を示していました。



先日、それとは別に、お手伝いをしているあるクライアント(指定管理者)とその設置者である役場との協議に同席しました。


以前は現場担当の職員と話して、それが決済をもらって決定事項だったはずが、財務部門から待ったがかかり、白紙になったそう。


具体的には営業自粛が長引いた場合の施設のランニングコストの支払いを肩代わりしてくれるという内容でした。


現場の職員としてはこちらの窮状を訴え、幹部も納得で決まったにも関わらず、財務からひっくり返された理由は他企業には補償していないのに、先んじてそのクライアントにやる理由はないから、とのこと。


まったくその通りですね。


財務は財務の仕事をされたと思うし、幹部は幹部の仕事をされたと思います。


ただ、こちらとしては、具体的な休業補償を求めたというのではなく、これこそ何度となく繰り返しをさせてもらっているんですが、指定管理者と設置者で契約している間がらとして、設置者に責任を求めているんだ、という説明。


基本的には民間でありながら、公設の建物を管理する、民間企業とは少し異なったカテゴリーにいるんでないかと主張を常にしておりますが。


まぁ、これが響かない、響かない。


現場担当者は何となく理解してくれているみたいですが、現場にいない職員からすれば「ものすごい安い値段で使わせてやってる」という感覚なのかも。


「別に御社でなくても」と言っては来ませんが、秘めたるメンタリティなのでは、とクライアントも言ってました。


指定管理でありながら行政とは適切な距離感をとれるように腐心してきたというのは事実ですが、正直そこまでは詰められていないというのが骨身に染みました。というより、詰めることができない距離なのかも。


民間の一オーナーであれば基本的には損得で動くので、扱いやすいテナントが入ってくれれば直結して得になるわけで、そのために何をするか考えるはずですが、行政の場合は誰も直接的には得しません。そうであれば、動きが鈍いのは当然のはず。


まず施設自体にそこまで愛着を持っていることもないとおもいます。


単に職務上のこと。


この仕組み自体がいわゆる成功しない地方創生とかを作り出しているんだろうなぁと思いつつ、改善するのは本当に難しいので、行政との距離を置かなければならない、そう言い続けてきたのを改めてかみしめた次第。


指定管理のメリットとデメリットで、表裏一体のものかもしれません。


一応、現場の職員の頑張りで違う形で落着していますが、それすらいつ白紙撤回されるかわからないとこです、ハイ。

ABOUT ME

徳島県にある美濃田の淵キャンプ村の指定管理会社代表。その他、輸入業やアウトドアガイドもやっています。

自社Webサイトを構築しながらWixを学ぶ。作るだけでなく、どのように運用するかによってWebの存在意義が大きく異なるかを実感。そのノウハウを機会と捉え、事業化。

顧客と向き合うことを信条とし、そのツールとしてWebサイトを活用。自社が管理するキャンプ場は10か月連続過去最高売上更新や、前年度比109%売上などを記録。

​Web推進派でなく、事業の効率化のためのWeb利用推進派。


 

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